Interview 02
2017年入社
淑徳大学
総合福祉学部社会福祉学科
看護小規模多機能型居宅介護かえりえ東大宮
大学時代にやさしい手で訪問介護員としてアルバイトをしたことがきっかけです。
在籍していた大学の卒業生で働いている方が多く、その繋がりで当時の事業所を紹介してもらいました。
訪問介護員として働くことが初めてだった為、様々な心配事がありましたが、社員の方々がとても親切で、相談事も親身になって聞いてくれました。
事業所内の雰囲気も良く、アルバイトをする中で「この会社で働きたい」と思い、入社を決めました。
利用者様の食事やお風呂のお手伝い、オムツ交換といった日常生活の介助・支援を行っています。
やさしい手が取り扱う訪問介護事業は、「介護」と言われて世間の方がイメージするいわゆる施設介護とは少し異なります。
基本的な介助方法は同じですが、利用者様はもちろん、職員も双方が安心・安楽な介助を行えるよう、身体状態、精神状態、環境面を様々な角度から捉えて、その人に合わせ支援していきます。
新卒入社後、2018年から介護リーダーにキャリアアップし、今まで以上に介護現場全体を考えながら働くようになりました。
どのようにしたら利用者様がより良い生活を送ることが出来るのか、どのようにしたら介護職員が勤務しやすい環境になるのかを考えながら日々の業務に取り組んでいます。
知識が身についたことと、視野を広く、周りが見えるようになったことです。
私が関わっている利用者様は高齢の方が多く、日によって状態の変化、あるいは悪化することがあります。
その異変にいち早く気付き、何故そのようなことが起こったのかを今までの経験や知識から、根拠を探ります。
介護職でも対応できる場合には迅速に対応し、医療処置が必要な場合にはいち早く看護師や医師に繋ぐことが重症化を防ぐことに繋がります。
介護職はただ何となく介護をするのではなく、根拠を持って介護をすることが大切です。
職員には、何事にも根拠や理由を見つけた上で業務に取り組むよう伝えています。
そうすることでより深く利用者様を理解しようとするし、介護の仕方も変わってくると思います。
現在は介護リーダー、主任という立場ですが、今後は管理者としてキャリアップし、事業所運営に携わりたいと思っています。
現場の勤務は利用者様と直接関わったり、様々な知識を得たり、やりがいや楽しみがあります。
しかし、自身の成長を感じるなかで「現状にと留まることなく立場を上げていきたい」と自身の上昇志向を強く感じるようになりました。
管理者となり、現場を経験してきた私にしか出来ない事業所作り、運営をしてみたいと考えています。
経営面に関しては分からないことが多く、まだまだ勉強中ですが、現場を経験してきたことを強みと捉え、利用者様と職員が互いに豊かな生活を送れるような事業所を作りたいと思います。