Interview 03

ライフイベントを経て
多種多様な働き方があることを知った

本橋  ひろみさん(主任)

2012年入社
跡見学園女子大学
文学部人文学科
看護小規模多機能型居宅介護かえりえ奈良町

現在のお仕事について教えて下さい

看多機にて介護職の主任として働いています。
職員への仕事の割り振りや、ご利用様の介護、状態把握を行っています。
医療依存度の高い人や退院直後で状態が不安定な人、在宅での看取り支援などが多いため、看護師や計画作成責任者とレビューや情報共有を頻繁に行います。
ご利用者様の些細な変化や業務上で困った事があればすぐに話し合える環境であるため、他職種間の壁はあまり感じられません。とても連携が取りやすい職場です。

当時の入社動機を教えて下さい

学生時代から漠然と人の役に立つ仕事につきたいと思っていました。
しかし、当初業種の必要性や将来性を考え、介護の仕事を志したものの、当初介護のイメージは、「大変」。
ずっと施設の中で完結する介護の仕事への不安もあり、正直迷っていました。
そんな中、やさしい手はご利用者様のご自宅を拠点とする「在宅介護」の現場であり、他にコンサルティング事業部や新規事業部などの様々な分野の業務を経験できることを知り、介護の現場だけではない選択や一人一人のキャリアステップがあることが入社の決め手になりました。

ライフイベントを経ての家庭と仕事の両立への意識の変化、また実際のはたらきかた

育児や仕事をする上で、悩んで尻込みするよりも、とにかくまずやってみるようにしています。
やってみて、自身の中で「何にどれくらいの時間がかかるのか」を把握し、逆算して家事や業務にあたるようになりました。
また、自分ひとりでは到底やりきれない事は、上司や職場スタッフに声を掛け、協力してもらっています。
協力してもらう上では、日々の業務の中でコミュニケーションを密に取り合う事が大切だと感じており、情報共有やスタッフ同士の日常的な会話、時には冗談も言いながらも楽しく働いてます。

現場 ⇒ 本社 ⇒ 現場の経験をして良かったこと

現場では、ご利用者様やそのご家族様、CM(ケアマネージャー)のニーズ汲み取り、
本社では、求職者や現場の声を聞いたりするような人を相手にするお仕事が多かったです。
現場でも本社でも、コミュニケーションが上手くいくと仕事良い方向に向きました。
現場は目の前にご利用者様がいるため、その場を離れられなかったり、自身のペースではきない仕事の大変さがあります。
本社部門は生産部門ではないため、経費や期日、効率等を常に気にしながら働く必要がありました。
双方の大変さを理解し、要望・やるべき事を期日までにする様に丁寧に伝えることを心掛け、より円滑に仕事が進むように、日々周りのスタッフとのコミュニケーションを大切にしています。